アメリカ L-2 ビザ「再申請」手続き:準備編

こんにちは。mazeです。

今年は年明けから(ひとりで)大事件を巻き起こし、そうこうしているうちにもう8月。。。恐ろしや。。。。。

5月の末からはまた日本に帰っていて、ビザの延長手続きをしてきました。そう、ビザの延長申請です。

ややこしい話なんですが、前回、前々回の投稿では、一度失効してしまったビザを再申請(再発行)することになった経緯を書きました。失効 → 有効に戻す手続きのようなものなので、その再発行してもらったビザはもともとの有効期限と同じなんですよね。要するに、アメリカへ来てから今年で丸3年になるので、私たちの Lビザは延長申請が必要となったわけです。

日本は平成から令和になって「新時代の幕開け」なんて言われているというのに、完全にアメリカの片田舎で出遅れております 汗

ということで今回は、ビザの「再申請」手続きの準備編です。もうさ、全部書いておくしかないと思って。この情報が必要になる人がいるかどうかはわからないけどさ (-_-;)

なんでビザを再申請することになったの?と思ってくださった方は↓をどうぞ!

失効したビザを「再申請」する

ビザがあるからアメリカに長期滞在することができているわけですが、「滞在可能期限が必ずしもビザの有効期限と同じとは限らない」というのが前回までのお話。

その滞在可能期間が1日でも過ぎてしまったら、有効だったビザも失効してしまうんです。その瞬間から、「不法滞在」でございます。。。

私の場合、この状況を打開する選択肢は3つありました。

①私の失効してしまったビザの「再申請」を日本でする
②gochaと一緒にビザの2年延長申請を日本でする
③I-94 にある滞在可能期間の特別延長申請をアメリカでする
 ※ リスクあり

結論から言うと、選択肢が3つあったとはいえ、実際には①しか選べませんでした。。。

②gochaと一緒にビザの2年延長申請をする… を選択できなかった理由

冒頭にも書いたように、ちょうど今年、アメリカへ来てから丸3年になるので、もともとビザの延長申請をする予定がありました。それを承知のうえで、今年は2月(確定申告のため)前後と、6月(ビザ延長申請のため)前後に日本へ帰るつもりでいました。

I-94 の滞在可能期間が過ぎていることに気づいたのは1月だったので、タイミング的には②も可能だったんです。

でも、すでに滞在可能期限が切れている私は、不法に滞在している期間をできるだけ短くするために、すぐにアメリカから出国する必要がありました。gochaが務めている会社のビザ関連の弁護士さんに、そうアドバイスを受けたんです。そうなると、あまりにも突然話が始まったので、gochaの仕事の都合を考えると、至急一緒に帰国して延長申請を開始するというのは非現実的でした。

③I-94 にある滞在可能期間の特別延長申請をアメリカでする ※リスクあり … を選択できない理由

③に関しては、今回の件を相談したgochaの会社の弁護士さんから伺ったオプションでした。ただし、不法滞在していた事実を必ず容赦してもらえるかどうかわからないことと、回答が来るまでに時間がかかるため、待っている間に不法に滞在している期間が180日を過ぎてしまう(と、3年入国不可のペナルティ!)かもしれないという理由から、こちらも諦めました。大きすぎるでしょ、そのリスク。。。

本来、I-94 の滞在可能期限が切れた後の期限延長申請は、アメリカ国内でできないそうなので、③はこのブログに書かない方がいいかな、、、とも思いました。 特定のビザに限って検討できることなのかもしれないし。もしも、同じ状況になってしまった方は、必ず弁護士などの専門家に確認してくださいね。

ということで、結局は①の「私の失効してしまったビザの「再申請」を日本でする」になりました。

ビザ申請書(DS-160)を作成する

まずは、米国ビザ申請ページにアクセス!私のようなややこしい状況じゃなくても、すべてのビザ申請者は DS-160 申請書を作成します。申請書を作成する前に、アメリカ大使館が準備している↓の動画を見るといいかも。

ビザ初取得の時も作成しましたが、今回の再申請でも、その数か月に行った延長申請でも、この DS-160 が必要でした。

とにかく質問が多くて、ものすごく時間がかかるんですよ、これ。。。さすがにページごとに保存する機能があるので、途中で飽きたら一旦保存して、またあとで次の質問から開始することができます。

が!ページ保存のタイミングが合わないと、タイムアウトになってしまうこともしばしば。過去5回分のアメリカ入出国履歴を入力するところで何度失敗したことか。。。履歴自体は I-94 で確認できるからいいんです。問題は、アメリカに何日間滞在していたのかを書くところ。最初のうちは、日付を入れるとその間の日数をカウントしてくれるサイトを利用して、確認しては日数を入力するというのを繰り返していたら、あっという間にセッション切れに。。。途中でその方法は諦めて、Excelで日数計算する関数を使って先に何日間だったのかを準備しておくことにしました。私の入力が遅いだけなのかもしれませんが、ご参考までに。

質問自体は、マウスオーバーで日本語訳が確認できます。質問がわかってもどれを選択していいか迷う質問もちらほら。。。そうそう、漢字で名前を入力するところが1か所あるだけで、それ以外は全て英語で入力します。

それと、、、質問の回答がほぼ「NO」になるところで、私の場合は↓の2か所は「YES」と回答しました。。。

  • Have your US Visa ever been cancelled or revoked?
  • Have you ever been unlawfully present, overstayed the amount of time granted by an immigration official or otherwise violated the terms of a us visa?

ビザが無効になったり、不法に滞在したことがありますか?という質問ですよね。。。「YES」にすると、理由を入力するボックスが表示されるので、滞在可能期限が切れていると知らなかったこと、気づいてすぐに出国してビザの再申請手続きを行っていることを記載しました。

この質問をされるときは、今後もずっと「YES」と回答することになるのよね。 哀しい 泣

質問項目への回答が終わったら、写真をアップロードします。面接当日も証明写真を持参したんですけど、届いたビザに使用された写真は、アップロードしたデータの方でした。逆に、延長申請の時は、持参した写真が使用されました。その差が何かは謎。

すべての入力内容を確認したら、Confirmation(確認書)が表示されるので、保存または印刷して終了です。

面接当日にこの確認書を持参することになるので、PCに保存するだけでなく、印刷する必要があります。

ビザ申請料金の支払い

ビザ申請料金についても、アメリカ大使館の解説動画がわかりやすいですよ↓

私はクレジットカードで支払いました。この時点では受付番号が表示されるだけで、レシートのようなものはありません。

面接の予約をする

支払いが完了したら、続けてアメリカ大使館での面接の予約を行います。面接予約の解説も、上のビザ申請料支払いの動画で確認することができます。

私の場合、アメリカ出国後にすぐに DS-160 を作成して手続きを進め、予約が取れたのはその1週間後でした。

はじめてビザ申請したときは、面接の予約がなかなか取れなくて混んでるんだなーと思った記憶があるのですが、日本に到着して1週間後に予約ができたのは、かなりほっとしました。時期がよかったのかなぁ。

面接予約ができたら、バーコード付きの確認書が表示されるので、こちらも DS-160 の確認書のように保存して、当日持参するために印刷しておきます。

ビザ再申請に必要な書類

ビザ申請に必要な書類は、申請するビザのタイプによって異なります。詳細な情報は 米国ビザ申請のビザの種類ページから、該当するビザを選択すると確認することができます。

在日米国大使館・領事館のサイトには「申請書類の準備 (チェックリスト)」があって、こちらもビザの種類ごとに確認することができました。こっちの方がわかりやすいかも。

↓は、私のケース(L-2 の再申請)です。

  • 印刷しておいたバーコード付き予約確認書
  • 印刷しておいた DS-160 の確認書
  • 古いパスポート(ビザ付き)と新しいパスポート(ビザなし)
  • パスポートサイズ(5cm x 5cm)の証明写真 1枚
    ※ 6か月以内に撮影したもの、背景白、眼鏡の着用は不可
  • 自分とgocha(夫)の最終履歴が記載されている I-94
  • 婚姻を証明するもの:
    • 全部事項証明書(原本を日本帰国後に取得)
    • ↑の英訳(自分で訳して自分のサインを書きました)
  • gochaのパスポートから:
    • パスポート情報ページのコピー
    • ビザのコピー
  • gochaの I-129S のコピー
  • gochaの Blanket-L ペティションパケット のコピー
  • gochaの会社が作ってくれた、最新のgochaの雇用証明書
    ※ 年収が明記されているもの

「gochaの I-129S のコピー」と「gochaの Blanket-L ペティションパケット のコピー 」は、初めてビザ申請をしたときに持参した資料です。本来は L-1 申請者に必要な資料なんですが、私の L-2 のステータスの正当性を証明するために持参しました。

「gochaの会社が作ってくれた、最新のgochaの雇用証明書 」に関しては、現在もgochaが同じ会社に雇用されていることの証明書として、gochaの会社の人事の方が発行してくださいました。

はー。やっと準備が整った、、、って感じですよね。必要な資料多すぎっ!!

面接当日については別の投稿にしますね。ではまた後程。